新築一戸建ての着工前、更地の状況で確認できること
新築一戸建ての新着情報では、まだ着工前で更地の状態なんて事もよくあります。
現地を確認に行ったら、土地に紐で建物の形を描いてある場合があります。
この状況からどんな建物が建つのかを想像して、状況を把握してみましょう。
土地に紐が引かれています。
土地に建物の配置を表示する作業です。
建築用語では、地縄張りや縄張りと呼ばれます。
この紐や縄を目安に基礎工事が進められていくのです。
この紐と立面図や平面図を確認しながら立体的にどのような住宅が建つのかをイメージをしながら、隣家との間隔そして陽あたりなどを確認します。
そして、今回ご案内させていただいた土地には、紐の上や建物の配置内にピンク色のビニール紐の目印がついておりました。
これは、地盤改良が行われるという事が確認することができます。
ビニール紐の目印の箇所に中柱改良や杭などが施されます。
地盤改良を行うという事は、現地は地盤があまり強固でない事が推測できますよね。
登記簿などで元の地目を確認したり、ハザードマップや国土地理院の地図などを用いて土地の経歴を確認しておく必要があります。
ご希望のエリアの気になる物件を早めに確認する事で、ご検討の為の十分な時間を確保する事ができます。
ぜひ、施工中や施工前の現地にも足を運んでみてください。