火災保険の契約期間、10年から5年に短縮へ
一般住宅向けの火災保険の契約期間が、2022年にも最長10年から5年に短縮される見通しとなりました。
損害保険各社でつくる「損害保険料率算出機構」が、契約期間を5年に短縮する方向で検討を進めているそうです。
今後は金融庁への届け出を経て、損保各社は22年度下期から新たな契約をする人の契約期間を最長10年から5年に短縮することとなりそうです。
契約期間短縮の背景には2018年の台風21号(被害地域、大阪・和歌山)、2019年の台風15号(被害地域、千葉・神奈川)など自然災害の増加による支払いが影響しているのでしょう。
2014年に火災保険の契約期間は最長35年から10年に短縮され、その後2015年、2019年、2021年に保険料が改定されています。
保険期間が5年となる事により加入時の火災保険料は低くなるともいますが、総合計の火災保険の支払い額は増える事となりそうです。
現在、マイホームをお探し中の方は2022年後半が購入時期のポイントとなるかもしれませんね。
また、既にマイホームをお持ちの方で2015年から2017年頃に期間10年で火災保険にご加入されている方は、契約期間が5年となるまえに現在の保険を一度解約をされ、新規でご加入されるといいかもしれません。
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