ポイント⑤ 資金計画をしっかり立てる

 

 

『一番大切なことは「資金計画」です。』

 

家を建てようか建てまいか、と悩んでいるあなたを建てる気にさせる、とっておきの一言があります。

『自己資金無しで建てられます。』これです。

更にもう一つ、『今の家賃並みで建てられます。』です。

確かに、今は金利も安く、30年・35年ローンで家を建てることは可能です。

 

しかし、頭金無しで月々のローンが高くなってしまったり、月々の支払いが安くても、ボーナス払いが非常に高いといったケースが多々あります。

 

そして、意外にかかる費用は『光熱費』です。アパートから一戸建てに引越し、まず驚くのが月々の光熱費です。必要以上の照明設備や、デザインばかりに気を取られ肝心な性能部分を見落とすと、暖房などの光熱費に余計な負担がかかります。

家づくりに失敗しない人は、いくら借りられるのか?ではなく、

いくらまでなら月々返済できるのか?

をしっかり把握している人です。

 

せっかくマイホームを手に入れたのに生活を切り詰めなければならない、というケースや、最悪の場合、維持できずに売りに出すことすらあります。あなたには絶対そうなってほしくありません。

 

 

 

『建築費を無駄にしない』ということは、結局家全体にかかる費用を抑えることになります。そして、その一番の目的は、少しでも住宅にかかる月々の出費を抑えることなのです。

 

家づくりは、確かに人生最大級のイベントです。しかし、誰しもそれだけが目的で生きているわけではありません。家は、あくまでも人生を楽しくするための一つの道具、ツールです。

家を建てたから豊かな暮らしができるようになった、というその結果こそが、家づくりの本来の目的なのだ、と私は考えます。

 

もう一度繰り返します。

家づくりで一番大切なこと、それは「資金計画」です。

そして、いくらまでなら月々返済できるのか?

ご自身が一番知っているはずです。