繰上返済は、期間短縮型と返済額軽減型ではどちらがお得
不動産のオオタニではマイホームをご購入をいただいたお客様から、税金やローン控除、建物のメンテナンスや火災保険の申告などなどお引渡後も多くのご相談をいただいております。
そしてお客様からのご相談で、住宅ローンの繰上返済についてご質問をいただく事があります。
繰上返済はどうしたらよいかな?と
最近の繰上返済手数料と方法について
インターネット普及により多くの金融機関でパソコンやスマートフォンで行えるようになりましたね。
そのお陰で、住宅ローンの繰上返済の手続きについては簡単に行うことができるようになりました。
そして、最近では殆どの金融機関で繰上返済手数料(一部繰上)は無料となっています。
※一部繰上とは完済しない、つまり残高の全額を支払わないという事です。
インターネットが普及する前の住宅ローンの繰上返済では銀行に行き窓口で手続きを行うため手数料が数千円から数万円のご負担となっていました。
そのため50万円貯まったら、100万円貯まったら繰上返済をするというご案内が多かったと思います。
しかし、現在では繰上返済手数料は何度行っても無料ですから1万円でも繰上返済を行うとお得!という事になります。
期間短縮型と返済額軽減型ではどちらがお得なのでしょうか
まず、総支払額と支払利息を比較してみます。
借入金額が2500万円、借入年数35年(420回)、金利1%と仮定した場合
月々の返済額は70,571円
総支払額は29,639,780円
支払利息は 4,639,780円
となります。
ここで1年後に100万円の繰上返済を行ったとすると
返済額軽減型の場合
月々の返済額は70,571円
繰上返済後の月々の返済額は67,679円
総支払額は29,459,738円
支払利息は 4,459,738円
となり
期間短縮型の場合
月々の返済額は70,751円
総支払額は29,260,646円
支払利息は 4,260,646円
となります。
因みに支払回数は14回短縮されます。
比較の結果
期間短縮型の方が支払利息で199,092円お得!
という事になります。
繰上返済の際に注意して欲しいポイント
史上最低と呼ばれる低金利が続いている昨今、住宅ローンは他のお借入にないほどの低金利です。
今後まとまったお金が必要になることがないか、将来のライフプランニングをじっくりと検討されて繰上返済をされると良いでしょう。
また期間短縮型の方が支払利息は抑える事ができますが、建物のメンテナンス費用の貯蓄やお子様の進学、老後のローンの月々支払い可能額などを考えたうえで期間短縮型と返済額軽減型を選択される事が大事です。
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